秋の三連休 両国へショートトリップ

都内でもあまり行ったことがない両国、今日は主人が以前から訪れたいと言っていた東京都復興記念館を見学するのが主な目的ですが、やはり旅気分も楽しみたい
 駅を降りて先ず『赤穂浪士討入』のまさに現場となった吉良邸跡に向かいます、吉良邸までの小路にも両国らしい名前が

歩いて3分ぐらいで時代劇に出てきそうな塀が見えてきます、吉良邸は広大なお屋敷だったものが討ち入りの後没収されて、戦後地元両国有志の尽力で貴重な旧跡が維持される事になりました

吉良上野介の御首級を洗ったと言われる井戸

吉良邸跡地の中に本人が生前作らせた木製座像のレプリカが有りましたが、映画やドラマのような悪役顔ではなく、清和天皇の末裔らしく上品で優美な面立ちの人です
実際愛知県にある吉良家の領地では、治水や塩業の発展に努め名君と慕われたそうで、もし当時現代のような裁判が行われたらそれなりの言い分があったかも知れません
吉良邸の後は討ち入りで本懐を遂げた四十七士の集合場所となっていましたが、お寺が幕府をはばかって入門を拒否した回向院へ
とてもスタイリッシュで現代的なお寺ですが大河ドラマ『べらぼう』の山東京伝や鼠小僧のお墓が有ります
山東京伝は当時のベストセラー作家、おまけに絵画も得意で挿絵も自分で描き、後に小物販売店でも大成功をおさめる商才がありとても多芸多才な人だったようです
 そんな江戸後期の文化・芸術・商業を具現化したような人生でしたが、本人の希望で墓石には一般的に知られていたペンネームではなく本名の岩瀬醒(いわせさむる)の名前が刻まれています
 前もって調べていたので何とか見つけましたが、特別案内板もなく目立つお墓では無いのが逆に驚きでした、波乱に富んだ人生だったようなので、眠る場所は静かで安らげる場所をと考えたのかも知れません

11月も終わりに近い薄曇りだったので、東京でもそこそこ寒さを感じます、やはりここは相撲の本拠地、この日は九州場所の千秋楽で、国技館でもイベントがあったらしく、有名ちゃんこ屋さんの予約は苦戦しましたが、何とか『ちゃんこ霧島 両国江戸NOREN店』で押し切りました
 両国駅横、江戸のフードテーマパーク『江戸NOREN』の中にある元大関霧島が運営するレストラン

本物サイズの土俵 思っていたより小さいと感じました

九州場所に因んで11月限定、『塩白湯 水炊きちゃんこ鍋』をあらかじめ予約、しっかりとしたコクのある白湯の中に、具材(地鶏・野菜・豆腐・薄揚げ・紅葉麩)が所狭しと並び、豪快な火力で煮込まれて15分もすれば食べ頃に

湯気と沸騰したスープで中が見えません

シメは雑炊・うどん・ちゃんぽん麺から選べます、私達ははうどんを選択

鶏ガラと豚骨がベースの濃厚なスープは陸奥部屋直伝だそうで、濃いめの味が素材に染み渡って、この鍋一つで全て必要な栄養が摂れます
身体が資本の関取が忙しい稽古の合間に自分達で作って食べる、まさに時短バランス栄養食、家でも作ってみたくなりました
お店の中で取り組みが映っていたので今開催されている九州場所かなと思ったら、霧島関の現役時代の映像で相撲に詳しくない私でも小錦・横綱大乃国等懐かしい力士との取組が流れています

こんな所も相撲の聖地ならではの表現が面白い
東京場所が無くても風格があって賑やかな国技館

まだ時間があったので、両国駅から歩いて約7分の『すみだ北斎美術館』へ、北斎生誕地の側に現代的な建物が目を引きます

生い立ち、人物画から風景画まで縦横無尽の画業の変遷を観ながら、レプリカですがやはり印象的なこの1枚

個人的に印象に残ったもう一つ、版画では無い肉筆画で87歳の作品『鍾馗(道教の魔除けの神様)図』、中国絵画や武者絵の画法も学び迫力と親しみやすさのある姿に見入ってしまいました

美術館横の公園からスカイツリーが望めます、今北斎が生きていたなら、スカイツリーと富士山をきっと描いてくれたと思います

帰り道のマンホールにも北斎が


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