箱根仙石原のおすすめ美食鮨

港の近くでも無い、山の中の箱根でお寿司?と不思議に感じる人もいると思いますが、意外と評判の良いお寿司屋さんが点在しています
こちらの『鮨脩(すしさね)』さんも、箱根で修行した店主が独立して始めたお店
以前紹介した『勝俣豆腐店』のお隣、色んな店舗が長屋のように連なっている一画の向かって一番左側に有ります
入口が分かりにくいのですが、控えめな青い暖簾が目印、仙石原はリゾートマンションや会員制ホテル・別荘が多く、春から秋にかけて常連さんで賑わっていますので予約は必須です

私達はこの4・5年で1年に1回は訪れていて、入店して予約名を告げると「あっ、〜〜さん」と名前で呼ばれたので、常連さんとして認められつつあるのかな、と嬉しいスタートです
以前来店した時におつまみも工夫があって美味しかったので、先ずは葱ぬたと茄子揚げ浸しを頂きます

お酢の上品な酸味が素材を引き立てます
出汁醤油ではなく、胡麻だれで頂くのが斬新

お寿司の前に旬のお魚をお好みの組み合わせで提供してくれます、私達はシンプルに太刀魚の炙りをリクエスト、目の前で炙ってくれるので立ち昇る香りも美味に+

良い塩加減なのでスダチをかけてそのまま頂きます

少し早いですがいよいよお寿司タイム、私達は一番少なめの7貫を注文しましたが、メニューの中には地魚にぎりも有ります
地魚と言う響きに箱根の山で何故と考える人もいると思いますが、板前さんは小田原からのこの箱根のお店に通っているらしく、多分朝漁港で仕入れた鮮魚をこちらで提供しているのだと思います
車の時は小田原から上り坂を20分ぐらい走ると、あっという間に箱根の山中に入るので、個人的にも地元と言って良いかと
小ぶりなシャリと丁寧に包丁を入れたネタを握って、一貫ずつ木のお皿に乗せてくれます

玉子と珍しいかぼちゃの漬物
マグロの赤身、味はついているのでそのまま

この後ひらめの昆布〆→ヒラマサ→鯵→赤イカ→むつ炙りと続き、ラストがあなごでした、部屋で楽しみたい方はテイクアウトも出来ます
しっかり沢山食べると言うより上品で正統派のお寿司をつまみながら、おいしい酒を飲むというスタイル、私は飲めないのでほとんど語れませんが、日本酒のラインナップも飲める方には魅力的だそうです
最後に椀物もお願いしましたが、出汁の効いたアサリの味噌汁の美味しいこと、とても充実したお寿司ディナーでした

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