箱根の夏 - 避暑とグルメ

気温40℃の酷暑から逃れて山を昇る

東京の梅雨明け宣言から数日、一気に災害級の暑さと言われる2026年の夏が始まりました
避難するという表現がふさわしい高温の都心は少し歩くだけで足元がおぼつかなくなる位、サハラ砂漠の真ん中にいるような熱風に包まれます
元々梅雨明け10日というこの時期は1年で一番暑い時期、前もって箱根へ避暑に行く予定を組んでいて本当にラッキーでした
この暑さは箱根にも影響するのか、避暑地と呼ばれる仙石原も日中は連日30℃以上、避暑とも言えない気温ですが都心の暑さに比べればとてもしのぎやすく、暑さに弱い私は命拾いしているような気持ちです
せっかくなので今回の箱根旅行でも、今まで行ったことが無いお店のグルメ探訪です

一件目は2日目のランチに仙石原の手打ち蕎麦の『箱根茶寮 深山』へ、ランチタイムでも食べログからネット予約出来ます
湯本から仙石原→御殿場へ続く国道138号線のロードサイド、分かりやすいはずなのですが草木に隠れて見えにくい看板で一瞬迷います
お店の外観で損をしているという口コミが有りましたが、確かに看板だけでもスッキリ目立つようにすれば、印象が変わり来客も増えるような気がします

駐車スペースは6台ぐらいのキャパが
お店の中はスッキリと広々しています

夫婦お二人のお店のようで人手は少ないですがメニューは意外と豊富、夜も営業しているのでホテルや旅館の食事が続いて、少し違うディナーを食べたい人にも便利なお店です

手作り、手打ちにこだわりっているので品数の多いコースは要予約、普通に蕎麦メニューを頼んでもかなりゆっくり提供されます、最初にお通しの手作り豆腐、滑らかなお豆腐と温かい餡掛けが美味しい

自家製鱒の燻製、スモーク感は少な目

自然薯とろろ蕎麦は最初蕎麦つゆだけで手打ちの味を楽しんで、その後とろろで頂きました、北海道産の蕎麦の味と歯ごたえを十分楽しめるように蕎麦は短めに切ってあります

野菜の天ぷらはしっかりした衣をつゆにくぐらすとちょうど良いサクサク感に
そば湯で頂くとろろも美味しかったです

わさびも注文の度にすり下ろして提供される様で香りと嫌味のない辛さが好印象、注文からお店を出るまで1時間20分かかったので、時間に余裕がある日に予約をしてから出かけるようお薦めします

箱根3日の朝食は以前ブログで紹介した『ちゃいなハウス』(その時の記事はこちら)のテイクアウト、私達の年代になるとこちらで十分です

3日のランチはこちらも初のお店、『箱根とうふ茶屋 八十八』、11:00〜チェックアウトのホテルを出て直ぐランチに出かけたい場合、同時刻開店なのでとても便利です

箱根らしい和風の看板が目印
和モダンなインテリアから眺める小さな庭園

開店と同時位に入店したのですが既に二組の先客が、皆多分同じ様なスケジュールなのでしょう

夏の限定メニュー温泉冷やし豆腐御膳
5種類の小鉢が付きます
五目釜飯をオーダー
もう一つ季節の釜飯・トウモロコシ

お豆腐は自家製では無く湯河原の専門店『湯河原 十二庵』のものを使っています、土佐の塩、アルカリ成分を含む温泉調理水等こだわりを感じられるお店でした

食後はやはり美味しいコーヒーを訪ね歩くのが旅の習慣、今回もオススメのカフェを発見、こちらも国道138号線のロードサイドにある『a*maze CoffeeHouse(アメイズコーヒーハウス)箱根』、前日のお蕎麦のお店『箱根茶寮 深山』と同じ様に地味な看板で、見過ごしてしまいそうでした

こちらがカフェの目印、見落とさないでね、駐車スペースは3台分
入口は古民家カフェの風情
お仲間達と協力してリノベしたらしい店内は、どの席からも大きな窓越しに緑が見えます
入口でコーヒーの種類と特徴を書いたメモを見比べながら、主人はエチオピア、私はルワンダを注文
焙煎機も備えている本格派、もちろんハンドドリップ
小菓子も付いて来たのが嬉しい
紙のコースターに注文したコーヒーの名前を貼ってくれてオーナーの細やかな配慮を感じます
2人共にエチオピアが気に入って豆を購入、自宅に帰ってからもしばらく楽しめました、ネットでも購入出来るので是非

朝9時から営業しているので朝の散策の途中に立ち寄るのにも便利、珈琲以外もホットサンドやスィーツ等もあるのでランチ利用でも良いと思います
小田原や平塚にも店舗がある人気店らしく箱根はオープン2年目、多くの人に美味しいコーヒーを楽しんでもらいたいと、コーヒーの淹れ方ワークショップも開催する珈琲愛溢れるオーナーのお店でした

3日目のディナーは宮ノ下のイタリア語で『幸せ』を意味する『ラ・バッツァ』へ、約20年前富士屋ホテルのフレンチで腕を磨いたシェフが、ほとんどお隣のようなこの立地に独立して開業したお店です

かなり年季の入ったビルの2階
入口にイタリアンらしいメニュー看板
店内直ぐ左手に今日のオススメメニュー
昔信用金庫だったという店内、フロアの真ん中に大きな仕切りが、信金時代の受け付けカウンター!?

常連さん以外の接客が少し塩対応との口コミが有りましたが、お水とメニューを置いたら説明なく放置されます、前もって調べて何を頼むか打ち合わせして行くと良いかと

去年値上げをしたとの口コミが有りましたが、それでも良心的なコスパ
車で来ているのでトマトとグレープフルーツジュースで乾杯
コースの前菜、生ハムとロメインレタスのシーザーサラダ

4分の1カットのレタスに塩味の強い生ハムとドレッシングで食べ応えのある前菜、水の豊かな箱根の野菜はみずみずしく余り手を加えない方が素材の良さが活かされます

コースのパンはホイップバターとオリーブオイルで、バターが美味しくて付けすぎに注意
海の幸とルッコラのスパゲッティトマト風味、アルデンテのパスタと強めのハーブ・魚介・トマトが良いバランス
大きなヒラメちゃんの写真を見せながら、唯一スタッフさんが話しかけてくれた今日オススメのメニュー、青森産のヒラメのムニエル、安定の美味しさでした

コースでも3千円以下、イタリアンのレストランというよりイタリアやフレンチの料理法をベースに、リーズナブルなお料理をワイガヤしながら楽しむバルのような雰囲気です
車で行くとかなり難易度の高い駐車場らしく、下記のような注意が必要との事、リピーターも多いようで箱根で愛される幸せのイタリアンでした

1階にある倉庫のような駐車場。狭い入口を抜け、転車台の上に停めて緑のスイッチを押すと回転します。好きな向きにしてバックで駐車

箱根から東京へ帰る前にランチはやはり箱根の人気店『ぱんのみみ』へ、以前週末に行ったらかなりの行列で諦めたお店ですが、今日は平日すんなり着席できました

入口が少し狭いけれど、店の前に駐車場がある
店内はオーナーの趣味の造花が多くメルヘンでかわいい

何度もテレビで紹介されているので、入り口近くにサインや写真がいっぱい

芸能人に詳しくないのですが森三中のおひとり?
この人は流石にわかります、まいうー

前もってこちらの名物を注文すると決めていたので迷いなくオーダー

夏バテに効くとの事でお手製赤しそのジュース、さっぱりとした紫蘇の香りがグッド
やっぱりこちらです、『ぱんグラタン』聞きしに勝るボリューム

パン1斤を半分にカット(パンはやはり箱根の名店・渡辺ベーカリーのもの)、その真ん中をくり抜いてシーフードグラタンを入れ、たっぷりのチーズで焼き上げたもの、確かに多くのカフェや洋食のお店に立ち寄って来ましたが、このような豪快なメニューは初めてです
周りのパンを手でちぎってシーフードのクリームソースのようなグラタンにつけて食べて下さいとの事、二人でシェアしても十分な量です、物珍しさもありますがパンは香ばしくグラタンも濃厚で食が進みます
一見ならぬ一食の価値ありの箱根グルメ、口コミを読むとパスタやオムライスもなかなかのクオリティとの事、また今度違うメニューも楽しんでみたいと思いました

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